組織変化がストレスになりパワハラに進展
不景気が続いていることや、他社との価格競争が激しくなるにつれ、会社でも業績向上や利益確保に向けた様々な対策が取られてきています。
社員に負担のない対策であれば問題ないのですが、無理な目標を強いられ、達成できなければすぐに組織(事業部)ごと変えてしまうような企業も増えてきており、効率化や実績主義というのはある意味で時代の要請なのだともいえます。
パワハラが問題になりやすい会社に特徴的に見られるものとして、「社内での混乱が激しさを増している」というものがあります。
管理職、リーダーは、会社の揺れる方針にストレスを感じ、一生懸命仕事をしているのにも関わらず、なかなか結果が付いてこないことにプレッシャーを感じています。
管理職であっても評価次第ではリストラの対象になる時代です。
最悪の場合、解雇などになってしまえば再就職先を見つけるのも一苦労です。
社員に無理にストレスを与えるとパワハラになる
会社内で起こる変化は、社員にかなりのストレスがかかることを経営者や人事担当者は感じなければなりません。無理をすれば、パワハラの原因となることは大いに考えられます。
ストレスに対する日頃のフォローをしっかりとしておくことと、パワハラを始めとした部内に起こりそうな問題を事前に回避する方法を考えておかなければならないのです。
大きな組織であるほど、環境変化に合わせて変更を行うことは、経済環境の変化も伴って不可避的ということもあるでしょう。
組織上の人員配置や体制変更がいけないということではなく、ストレスを減らすような対処策を実施しているかどうかということがポイントになるということなのです。
特に注意が必要なのは、「部下」のストレス軽減を図ることも重要ですが、「上司・管理職」のストレス軽減にも踏み込む必要があります。管理職は一般的にストレス耐性に優れていると見られていますが、必ずしもそのようなことはありません。
