法律云々の前に人格攻撃は真っ先にパワハラに該当
法律でしっかりと定められているわけではないのにも関わらず、パワハラに注目している企業はまだまだ多く、社会的にも大きな問題となっています。
注目はしているけれども、その内容や法律についての理解は曖昧で、パワハラの線引きがしっかりとできているところはほとんどありません。
だからといって、同一の行為であっても人によって感じ方が異なり、それは環境やタイミングなども複雑に左右することから、余計にパワハラは捉えどころのない物として厄介な側面を助長させています。
明確な正解があるわけでもないパワハラに関して、上司は何に気をつけて部下を指導していけばいいのでしょうか。
原則的に遵守したい超基本項目とし「人格」を攻撃してはいけないということがあります。
仕事に対する注意ではなく、部下の人格を指摘するような注意はパワハラだと捉えられても仕方がありません。
業務上、人格にまで立ち入ることが必要なケースは稀であり、人格に関して上司の立場で何をすることによって業務効率がアップするということもほとんどないと言って良いでしょう。
社会の変化によって、昔の常識が現代の非常識へ
これまでは部下に人格の指摘をしても、ちょっとした冗談の延長であるとか、部下が我慢をしている状態が続いていたために、パワハラが表面化されることはありませんでした。
しかし、部下の仕事スピードが落ちてしまったり、法律上の問題となる手前でストレスを溜めて精神的な病になったりと、隠れた問題は多々起こっていたのです。
環境の変化に合わせて、社会も大きく変わりつつあります。
昔許されたことが今は許されない、昔の常識が現代の非常識というのは珍しいことではありません。
それに気付かぬまま、昔のやり方を押し通すということであれば、パワハラに該当しても無理はありません。
