行き過ぎた管理がパワハラを産む
管理者という言葉には、企業の文化や風土によっても捉え方が様々でしょう。
管理者に任命された人物は、自分が担当するチームや部署のメンバーに対する「管理」を主にしていかなければなりません。
中には自分も現場を担当しており、いわゆるプレイングマネージャーという役割を担う管理者もいるでしょう。
管理というのは、神経をすり減らすものです。
常日頃から、間違った方向に仕事を進めないだろうか、正しい業務をしているだろうか、など意識を向け、目を光らせている人も多いのではないでしょうか。
しかし、「管理する」ということは、相手を締め付けるということとは違います。コントロールとしての管理ではなく、マネージメントとしての管理が求められるのです。
仕事が終わらない人に対して、終わるまで帰らせない、出来るまで帰らせないといった管理は、度を過ぎているといえるでしょう。完全に統制や支配としてのコントロールになってしまっています。
管理者としての達成度は、数字でしか現れないことも現実には多いでしょうが、それを実現するための前提条件として、管理者とメンバーとのコミュニケーションは必要なことです。
円滑なコミュニケーションがパワハラを防ぐ
しっかりとコミュニケーションが出来ていれば、パワハラとなることはあまりありません。
言いたいことが言える環境が出来ているので、管理者も現場の思いを理解することができるのです。また、部下も管理者の考えや性格を十分に理解しているので、必要以上に騒ぎ立てるようなこともありません。
何がパワハラであり、何がパワハラでないかを、管理者の立場になった人は真剣に考えなければなりません。
最近はどの企業でもコミュニケーション能力が欠如していると言われていますが、これも、パワハラを増大させるきっかけとなるといっても過言ではありません。
組織内での円滑なコミュニケーションは、業務効率を引き上げるだけではなく、パワハラの防止にもなるのです。
