女性同士のグループに潜むパワハラ問題
会社で起こっているパワーハラスメントの問題は、上司が部下をいじめているシーンばかりではありません。
女性同士でのパワーハラスメントもよく起こりやすい問題の一つです。
会社で働く女性は、グループを作りたがる傾向にあります。一人で孤立することを嫌うのです。
そのため、ちょっと気に入らないことが起こるとグループが分かれることもありますし、イジメもよく発生します。
現場の女性同士でイジメが起こり、それがグループ内外を横断しながら複雑性を増してパワーの偏りが起こってきますと、これらもパワーハラスメントになるのです。
女性同士の問題は、管理職、上司、部下の関係で起こる問題よりも見つけにくくなっています。人事担当者の方が話をしても、まず本音で語ってくれることはないでしょう。
ガス抜きや状況確認を定期的に行う
女性社員間でのパワハラ状況を把握するためには、チームにいる他のメンバーなどから状況をヒアリングするようにしてみてください。女性同士のトラブルは長期化したりこじれたりすると大きな騒動に発展してしまうこともありますが、早い段階で適切な対応を行うことが肝要です。早ければ早いほど、大きな問題になることは少なく、ちょっとしたことから改善できることがほとんどです。
人事担当者(パワハラ担当者含む)は、女性グループのように、パワーハラスメントが起こる可能性のある場所を俯瞰してチェックできるようにしておかなければなりません。
女性同士のトラブルは回りからは見えにくく、上手く行ってるようで実は最悪なムードどいうことも少なくありません。それを発見するのはなかなか困難ですが、だからといって何もしなくて良いということではもちろありません。定期的に情報収集を行うようにしましょう。
「ウチの会社の女性陣はみんな仲が良いから大丈夫」という会社ほど注意が必要です。パワハラはそのほとんどが潜在的なものですから、顕在化されていない企業ほど危険性が高いという意識を持っておきましょう。
