注目されるパワハラ関係の裁判
これまでも、パワハラが注目された裁判は多数開かれてきました。
企業の人事担当者もこれまでの判決結果には注意をしていたことでしょう。パワハラの事例に関しては、かなりの有効性を含んでいるからです。
人事担当者にとって収穫が大きいのは、自分たちの会社環境を、客観的に比べることが出来るという点です。
パワハラは自社の部門内で起こっている問題なのに、公にならないことがほとんどです。
指導の一種と言われてしまえば、それ以上の追求は難しく、納得せざるを得ないのも事実です。
しかし、他の事例と比べることができれば、今のうちの手を打っておくべきことが見えてきます。
今の会社の雰囲気や環境が、悪い環境なのかどうかもある程度把握することができるようになります。何か比較対象があるだけで、これまでとは全く違った動きができるようになりますから、判例が積み重なることは実務的に非常に重要性が高いといえます。
今後のパワハラ判決にも注目する
当事者としてのパワハラの判決は、決して気持ちの良いものではありません。裁判の対象が、自分がお世話になった会社や人に対するものであるため、判決結果がどのように出たとしても、誰かを幸せにするものではないのです。
しかし、判決が判例として今後のパワハラに対する解釈を築き上げていくものとなりますので、これからもパワハラ関係の判決には注視していく必要がありそうです。
