パワハラを意識し過ぎると怒れなくなる
仕事での失敗やミスに対して、怒ること自体がパワーハラスメントになるわけではありません。
世間でのパワーハラスメントの認知度が上がっていくにつれ、怒ってはいけないという雰囲気もついてまわっている事も確かです。
必死に仕事をしているからこそ、また、誰もが仕事に真剣に向き合っているからこそ、怒るという行動は生まれるわけですし、期待していない人に対しては怒る気持ちも生まれないものでしょう。
企業にとっては、新人教育、若手育成というのは、成長していくうえで不可欠な要素になります。
パワハラという言葉に飲み込まれてしまい、上司と部下のコミュニケーションが阻害されたり、仕事を通しての成長が止まってしまうのは非常に勿体ないことです。
教育が企業に必要な理由
だからこそ、企業全体での教育というものが必要だとされてきているのです。
パワーハラスメントは、教育を通してその本質が分かりさえすれば、これまで通りの仕事ができるはずです。また若い世代の心の動きも分かるようになり、より正確な指導ができるようにもなるでしょう。
むしろ、パワハラ問題が巻き起こっているということは、企業としての成長のチャンスであるといえます。
怒るということに関して言えば、そこに部下を見下すような、あるいは人格を否定するような感情が込められた時には完全なるパワハラですが、部下の成長を願って愛情としての感情と指導的な側面での叱るという行動によって構成されているならば、それはパワハラではないといえます。
部下育成にとって適切な「叱る」という行為は、会社の成長を促すうえで必要不可欠なもので、これをパワハラと混同することがあってはいけません。
