物の見方を変えてみるとパワハラということも…
結果を出している人に対しては、性善説で物事を見がちです。
「部下とのコミュニケーションがしっかりと取れているからこその結果です」、などと報告を受けると、経営者層であればあるほど、成功した部分しか見ないようになります。
実は上手く行っている時ほど、その裏側にパワハラが潜んでいるのではないか?という、良い意味での疑いを持つことが必要になります。
成功している背景には、部下に対するパワーハラスメントが行われている可能性もあり、性善説で考えてしまうからこそ見つけにくい事象になることが多いです。
成功した部分に強いスポットライトが当たりすぎて、逆の面は裏に隠れてしまっているわけです。
このような問題を解決するためには、良い結果は褒めるが、その人、その部署を少し疑った目線でも見ることが大切です。
常に疑うのではなく、定期的に監視することで、これまで見えなかったチームの中身が見えてくるものです。
パワハラが見つからない問題は、こういった行為を面倒だと思って実施しないということもあるでしょう。
セクハラとパワハラの違いは性別にも出てくる
パワハラが同性間での問題となることが多いのも、セクハラとの違いではないでしょうか。異性への指導はセクハラだと取られる事も多いため、パワーハラスメントは自然と同性間での問題となるのです。
成功している時や波に乗っている時は、当事者はもちろんのこと周囲の人も含めて、その裏にある悪い事を考えなくなってしまいます。
もちろん、成功している人の裏では常に泣いている人がいるということではありません。会社はみんなで力を合わせて仕事をしているわけですから、本来は誰かがハッピーであれば、周りもハッピーであるはずです。
でも、そうではない場合が往々にして見られるということを現実として知り、それを踏まえて「疑う」という意識を持つことがポイントなのです。
パワーハラスメントを教育するためには、まず疑いと問題の目をうまく使いわけるようにしましょう。
