パラハラとセクハラの関係とは
パワーハラスメントと比較されるのが、セクハラ(セクシュアルハラスメント)です。
セクハラは、ハラスメント(人を困らせること。いやがらせ)の中でも代表格と言って良いほど、社会的には認知が進んでいます。
セクハラという言葉がよく使われるようになり、かなりの時間が経過しました。
時間の経過とともに企業でも個人でも意識的に注意するようになり、当たり前のことですが、セクハラだと断定されるような行動は控えるようになりました。
セクハラについて積極的な教育を改めてする企業も少ないのではないでしょうか。
しかし、パワーハラスメントに関しての認知度は言葉のみが先行して独り歩きしているのが現状で、知識や理解という点では適切な教育がなされておらず、実際にパワハラが起きてしまっている企業でさえも、言葉として知っているレベルに留まっている傾向にあります。
業務上においても、どこまでがパワーハラスメントになって、どこまでが指導になるのかが曖昧な状態です。そのため、上司も部下に対する発言に特に注意することもなく、問題が埋もれているケースがほとんどです。
真実のパワハラ教育はまだ時間が掛かる?
パワハラに関して言えば、同性において問題が顕在化されやすいというのも、セクハラとの違いではないでしょうか。異性への指導はセクハラだと取られる事も多いため、パワーハラスメントは自然と同性間での問題となるのです。
現実的にはセクハラの中にパワハラ的な要素が含まれていたり、その逆もあったりします。ハラスメントという意味では、セクハラとパワハラは明確に区別できるものではありませんし、区別する必要もありません。
人件費の削減などによって会社内で抱える業務負荷増大傾向にあります。ですから、ついついパワハラというものは潜在化しやすいというマイナスの特徴を持っており、今後もまだまだ社会的に注目されるような事件や事例が増えるまでは、パワハラ教育を増やしていっても認知度が上がることは少ないのかもしれません。
ただし、末端の現場レベルであればまだしも、大手企業を中心とした管理職であれば、時間が流れるのを単純に眺めているということではいけません。自らが考え、率先してパワハラ問題に取り組む必要があるといえるでしょう。
