怒る・叱るの全てがパワハラではない
上司が部下に叱る・怒ること自体が、パワハラになるわけではありません。
若い社員は、すぐに「パワハラだ」と愚痴を言うことがありますが、そういう環境になってしまうと、業務が円滑に進むどころか、ストップしてしまうこともあります。
一種のストライキに近い状況ともいえます。
それを言われた上司も萎縮してしまい、部下との関係を出来るだけ取らないように避けるようになってしまいます。
ここぞという時に怒ること、叱ることは、部下の成長の面から考えてもとても重要なことです。問題となるのは、部下の本質を否定するような叱り方をしたり、頭ごなしに叱ったりすることです。
ここのラインを間違えると、上司の立場でも伸び伸びと仕事をすることができなくなり、また部下も成長がストップしてしまうことになります。
良いこと良い、悪いことは悪いということがしっかりと言える組織でなければ、長期的な成長は実現することができません。
パワハラを拡大解釈していないか
社会的に大きな問題になっていないからこそ、今のうちにパワハラの知識を広めていかなければなりません。取り払うことができる壁を持ったままにしておくと、会社の成長もストップさせることになりかねません。
怒ること、叱ることの全てがパワハラであれば、業務はおろか、人間としての成長もなくなってしまいます。上司だけではなく、部下(若手社員)もパワハラを拡大解釈しないことが大切です。
自分の都合が悪くなったからといって「パワハラ」を持ち出すというのもおかしな話です。昨日まで仲良く遊んでいた仲間にいきなり刃物を突きつけるような使い方でパワハラを声高に叫ぶという若手もいますが、このような行為もパワハラを拡大解釈した結果のことだといえそうです。
このような行為に対しては、上司も事実関係を明確にし、必要に応じて立ち向かうという心構えも必要になります。
パワハラでは、上司が被害者になるという側面もあるわけですから、周りも含めて真実をゆがめるような行動は自制しなければなりません。
