現場では言葉の暴力が氾濫している
部下は、上司からのちょっとした一言を気にするものです。
プロジェクトを成功させるため、目標予算を達成するため、いかなる仕事においても上司には目指すべきゴールがあります。
仕事をしていく中で、全てが順風満帆に進むことなどまずありえません。
失敗を繰り返し、問題を解決しながら業務を前に進めるのがリーダーの役目であり、上司のあるべき姿なのです。
しかし、一生懸命だからこそ、部下やメンバーにきつくあたる機会も出てきます。
部下にとっては、成長を見越した怒られ方は納得しますが、頭ごなしに「辞めさせるぞ」といった言葉には敏感になってしまうものです。パワーハラスメントが注目されているのも、こういった言葉の暴力が氾濫していることにあります。
チームワークの源泉を上司は考える必要がある
ストレスを発散させるための矛先を部下に向けても何も良いことなどありません。パワーハラスメントとして相手に苦痛を与えるだけでは、その部署だけではなく、会社にとっても何も生み出さないのです。
人間というものは、怒られてがんばるということはないでしょう。
仮に怒らなければ頑張らない組織になってしまっているのであれば、そのようなチームを作ってしまったリーダーに責任と問題があります。最初に目的を全員で共有するなど、部署やチームとしての基本的な姿勢が出来ていない、一体感が醸成されていないことが問題だともいえます。
メンバーが気持ちよく業務を遂行できる状態にするのがリーダーの役目であり、仕事でもあります。怒るといような感情に捉われず、部下が主体的に仕事を行うような姿勢を引き出すことが上司の役割でしょう。
怒る・叱責するということ以外にも、業務を円滑に進め、モチベーションを上げる方法はあるはずです。そこは管理職という立場である以上、しっかりと考えて行動していくことが求められます。
