上司と部下の考えの差(想いのギャップ)
会社は、商品やサービスを顧客に提供し、売上を増やすことで成り立っています。
お金が入ってこなければ、会社は存続することができず、社員の給料も払えません。
その売り上げを支えているのが、各部署のリーダーであり管理職になるのです。
上司は、会社の顔として、あるいは部下の手本として、自分がしっかりとしなければならないという責任感があります。
通常は、管理職になるような人は、売上に対しては貪欲であり、仕事に対しても一生懸命である人が多いです。
しかし、自分がどれだけ頑張っても、部下が付いてこられなければ意味がありません。この仕事に対する思いの差が、パワーハラスメントの原因になることがあります。
自分が頑張っている、一生懸命やっているのに、なぜ部下のお前たちは真剣に仕事をしてくれないんだ、そう考えてしまうのです。
これは実はかなり危険な考え方なのです。
真剣だからこそ起きるパワーハラスメント
もちろん、真剣に仕事をしていないのであれば指導しなければなりませんが、疲れてくると人格を攻撃するような叱り方(パワーハラスメント)などになってしまうことがあります。
一生懸命だからこそパワーハラスメントが起こってしまうことがあるのです。
なんとも皮肉な話しですが、ありがちな話しであることもまた事実です。がんばりという言葉は、人によって量的に全く異なるものです。24時間働くことが頑張ることなのか、6時間働くことが頑張ることなのか、感覚値が尺度となっていることから、誰もが納得できる基準はありません。
そんな齟齬がパワハラに繋がっていくことになります。
想いのすれ違いがパワハラになってしまうというのは、なんとも悲しい話のように思えますが、これが現実なのです。
