指導と侵害の境界線がパワハラに進展するケース
大企業はもちろん、中小事業者の間でも注目されるようになったパワハラですが、その定義までをしっかりと知っている人は少ないでしょう。
人格と尊厳を侵害すること、それがパワーハラスメントだとされていますが、「指導」と「侵害」の境界線をしっかりと引いている人がどれほどいるでしょうか。
相手に対しての思いやりがあれば、仕事で怒ることも教育になるのですが、上司と部下としての上下関係などを不当に利用した怒り方、指導の仕方になると、パワハラだと認定されやすくなるのです。
今、各企業ではパワハラに関する教育が広まってきています概念的なものが多いのも事実です。
指導と侵害の違いを、「最近の若者は・・・」というコメントから読み解いてみたいと思います。
「最近の若者は・・・」がパワハラに
社会の発展による急激な環境変化とともに、昔のような精神論だけではビジネスは通用しなくなってきています。
よく年配者から「最近の若者は弱い…」というコメントが聞かれるのですが、思うことは自由に認められた権利です。しかし、自分が思っていたとしても、それを行動に出してしまうと法律で許されないパワハラになってしまうことがあります。
特に、過去の成功体験を持つ管理職ほど注意が必要です。
以前と比べ、仕事がやりにくくなったことも確かでしょうし、昔が良き時代だと思われる方も多いでしょうが、時代の流れに沿ってパワハラ対策を考えることも、社会人として大切なことです。
我々を取り巻く環境が激変している現代においては、昔のことを引っ張り出して語るというのはあまり好ましいことではありません。良くも悪くも時代は変わったのです。
時代や社会環境と言う中で生きている我々は、その中で上手く適合していくことが求められています。
